奄美のシマ唄 シマ唄は奄美の各集落で唄われてきた唄だという話を、以前に書いたことがあります。こちらの記事です >>> 島唄は奄美群島のもの 奄美では各集落をシマと呼び、その島々で唄われてきた唄が島唄だという話で、今回は更 […]
続きを読む南の島の三線弾きはライフワーク。
三線と言う楽器を見聞きしたことのある人は結構いるかもしれませんが、知らない人に沖縄三線に奄美三線、この二つの三線の違いを判る方は少ないと思います。
残念なことに、奄美大島という島の場所さえ知らないという方も多いと思うのですが、私が特に心奪われるのが、奄美大島のシマ唄や宮古民謡と言った、沖縄本島から離れた離島の唄です。
今では沖縄でも普通に「シマ唄」という言葉が使われますが、元々は奄美大島の各集落に古くから伝わる唄をシマ唄と呼び、同じ曲名でも各村によって歌詞が違ったり、メロディーが違ったり、同じ曲でも時代によって違ったり。唄者によっても違います。
色んなシマ唄にまつわる話を紹介出来ればと思います。
若いころはロックな毎日だった気もするものの、アコースティックな音楽、とりわけ島唄が心地よくなってきたのは、加齢によるものなのか単に好みが変わったのかは判りませんが、今はとにかく南の島の音楽に夢中なのです。
奄美三線のバチについて
奄美三線と沖縄三線のバチの違い 沖縄三線と奄美三線のバチの見た目の違いは上の画像をご覧いただければ、一目瞭然です。 大きな沖縄のバチ、このバチを指にかぶせたり摘んで弦を弾きます。沖縄の場合は爪の延長として使う様なイメージ […]
続きを読むチヂンと言う奄美大島の島太鼓
八月踊りに諸鈍シバヤ、、、どこからか聞こえて来る太鼓の音。 子供の頃奄美大島の加計呂麻島の諸鈍という集落で暮らしていた頃の思い出です。 チヂンという太鼓について この太鼓の名前が「チヂン」という名の奄美諸島だけにある、特 […]
続きを読む六線と三線
見ての通り、読んで字の如く糸が六本ある三線なので六線です。 六線とは 構造は三線とほとんど同じ容姿ですが、弦が六本になるので糸巻きも六本になります。 一人で弾いても、合奏している様な広がりのある音が鳴るので、沖縄系の唄者 […]
続きを読む三線の皮の話
最近はあまり耳にすることも無くなりましたが、蛇皮線とも呼ばれる蛇の皮が特徴なのが三線、今回はそんな三線の皮の話をしたいと思います。 三線の皮の種類は三種類 画像は三丁の奄美三線です。 この3本の三線の違いが判りますか? […]
続きを読む三線のチューニング ちんだみについて
三線もまた弦楽器の一つ、演奏するには、チューニングという作業が必ず必要です。(弦楽器に限らず楽器すべてという話でもありますが) この、チューニングのことを、三線の世界ではちんだみと呼び、ちんだみの上手・下手は、三線の腕、 […]
続きを読む沖縄から伝わった奄美の三線
奄美の三線はどこから来たのか? 奄美の三線が何処から来たのか?という話ですが、まずは三線よりも長い長い歴史が唄にはあったという事です。 伴奏なしの唄、アカペラで唄っていたと言います。今も祭りで歌われる8月踊り唄などは、江 […]
続きを読むかつて シマ唄は奄美群島のものだった と言うお話
奄美のシマ唄 沖縄の三線音楽と奄美諸島の三線音楽の話の続きです。 THE BOOM が唄う名曲「島唄」が大ヒットした時、島唄は沖縄のことをを唄った曲だと周知されたわけですが、奄美の人たちは「島唄」という言葉は奄美の物だ、 […]
続きを読む奄美三線と沖縄三線の違い
南の島の三線の話です。 ここで私のいう南の島という呼び方は、鹿児島から更に南にある、いわゆる奄美群島から沖縄本島から与那国に続く各離島まで、というのが私の言う南の島、琉球の島々と呼ぶのもしっくり来ますね。 各島々に伝わる […]
続きを読む沖縄三線(サンシン)と言う南の島の楽器
沖縄の石垣島出身のミュージシャン「BEGIN」やザ・ブームの「島唄」のヒットなどにより、沖縄音楽?はすっかりメジャーとなり、大阪で暮らしていても沖縄音楽や沖縄料理を楽しむことが出来る店が沢山営業しています。 私達、いわゆ […]
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