山辺の色鮮やかな紅葉柿の葉すしの購入方法

山辺の柿の葉すし 秋限定の色鮮やかな紅葉柿の葉寿司

柿の葉すしと言えば奈良の山深い里の特産品として、時折クチにする、彼の地の美味しいお土産として、幼い頃から慣れ親しんだ逸品だと言う方は少なく無いと思います。

私自身、柿の葉すしのお気に入りの銘店には足繁く通うぐらい、酒の肴に良し、おやつに良し、の大好物なのですが、宝石の様な山辺の柿の葉すしを初めて目にした時は驚きました、実に美しい!

今回紹介するのは、秋限定 山辺の「紅葉柿の葉寿司」です。

紅葉柿の葉寿司はネット通販と店頭購入

紅葉柿の葉寿司はネット通販と店頭購入

入手方法はネット通販と店頭購入の二択ですが、柿の葉すしが大好物な私でも、この紅葉柿の葉寿司をシーズン中に二度以上、目にすることが出来るのはめったに無いと言うレアな逸品、ぜひこの記事を読んで確実に入手して下さい。

インターネットで購入

今ではこの色鮮やかな柿の葉すしは有名になってしまった様子、インターネットでも購入することが出来ますが、季節も販売数量も限定の為に、予約注文はあっと言う間に完売してしまいます。

また、その年の柿の葉の具合などによっては数の確保が困難なシーズンも有るようで、ネットでの購入はハードルが高いです。

ここ数年は特に葉っぱの色づきが悪いそうで、レア度は増している感じ、遠方の方などでネットを利用したい方は、8月の半ばを過ぎた頃から、SNSのリアル情報をしっかりチェックして予約下さい。

>>> 山辺のfbページ

店頭で購入

状況が許すのであれば、実際に店舗まで足を運ぶのが確実です。

当日オープン前、朝の7時位から予約を受付けており、予約時に受け取り予定時間を受付用紙に記入します。

週末の混雑ぶりはいわずもがな、平日に柿の葉すしを購入しに行ける者がどれだけ居るかと言う話で、アクセスの良い大阪からでも交通費と受け取るまでの時間なども考えると、ほぼ一日仕事は覚悟する必要があります。

ひと家族、40個までと言う縛りもあって、やっぱり紅葉柿の葉寿司はレアだと言わざるを得ない状況ですが、確実なのはやはり早朝に店頭へ行く、です。

気になる「紅葉柿の葉寿司」の味は普通の物です

紅葉柿の葉寿司の味

お味の方はと言うと、残念と言うのはおかしい言い方ですが、苦労して手に入れた紅葉柿の葉寿司には色々と期待してしまいますが、特別なのはその見た目だけ、中身は通常の柿の葉すしと変わりません。

誤解しないで欲しいのですが、残念がる必要は無く、美味なのは間違いありません!

使用する具材へのこだわりを見ると判りますが、静岡県の焼津港に水揚げされる鯖や北海道の天然鮭、明日香村で栽培されるヒノヒカリ、赤穂の塩、徳島のゆず、を使って丁寧に作られる柿の葉すしは絶品。

紅葉柿の葉寿司を考案するぐらい柿の葉にもこだわっており、界隈の平種無柿の葉を丁寧に収穫し、5月から10月頃までは新葉、11月から12月上旬頃には紅葉の葉、12月から5月頃までは塩漬けした葉が使われます。

柿の葉の風味が良いのは新葉の季節ですね。

余談ですが、紅葉柿のシーズンでも年によって販売時期によって色が全然違います。柿の葉が紅葉するのは実を収穫した柿の木で、シーズン最初は赤、次第に黄色い葉っぱと変化して行くのだとか。

柿の葉すしとは

柿の葉すしとは

冷蔵設備や物流が発達していなかったその昔、山間部に暮らす人々にとっては海産物は貴重な物だったことは容易に想像出来ます。

その時代に思いついたのは、塩漬けにされた紀伊の海で取れた鯖を薄く切って小さな握り飯に乗せて、柿の葉で包むというもの。

身近にあった、柿の葉に含まれるタンニンには、防腐作用、抗菌作用が有ることは、今の時代になって科学的に証明された話で、それを知っていたと言う昔の人の知恵と言うのは素晴らしいと言わざるを得ませんね。

奈良や和歌山の紀の川流域が柿の葉すしの産地として知られますが、鳥取や石川にも同じ様な柿の葉で包んだ寿司があるそうです。

ネタの種類

 

その昔、柿の葉すしのネタと言えば鯖だったのが、後で紹介する、柿の葉すしの老舗店「平宗」は明治時代に鮭を使った柿の葉すしを販売し定番となりました。

今では、鯛に穴子、蛸にエビ、山菜とかバリエーションは無限にあって、もはや何でもありです。先日、某所でづけまぐろの柿の葉すしを頂きましたが、これもまた絶品でした!

色んな店舗の紹介

保存食として育ったその性質も有ると思いますが、今は何処の店も通販を利用できるので、各店の食べ比べ、みたいな物もかんたんに出来る様になったのは嬉しいことです。

柿の葉すし本舗 たなか

こちらは、関西一円に店舗を持ち、CMなどでも子供の頃から見てきた、特に近鉄沿線の駅前や、大阪でも百貨店などで気軽に購入できるので、よくお土産などにも購入します。

なんと、タナカでも最近は紅葉の柿の葉すしが販売されており、一度購入してことがありますが、やはり山辺の物には発色などが及ばないなと言う感想(季節ものなので審議は判りません)です。

>>> ホームページはこちら

柿の葉すし ヤマト

柿の葉すし ヤマトも奈良界隈をドライブしていると目にする柿の葉すしブランドです。奈良を中心に10店舗、ドライブがてらふらり、と言う感じで良く利用します。

>>> ホームページはこちら

総本家平宗 

江戸時代の末期から続くと言う、吉野上市村の柿の葉すしです。吉野方面へ出かける折には、かなりの頻度で立ち寄るお気に入りの店で、鮎鮨、某寿司などどれもが逸品、かれこれ二十数年は通っているハズです。

何時の間にか、店舗を増やして大阪でも購入できる様になったのは嬉しいですが、やっぱり私は吉野川のほとりにある足繁く通う平宗本店が好きですね。

>>> 総本家平宗 

 

他にも小さな店なども沢山ありますし、「ゐざさ」なども多店舗展開をしており、もちろん通販も利用できます。

>>> ゐざさのホームページ

山辺へのアクセス 営業時間

柿の葉すし 山辺へのアクセス 営業時間

営業時間:10:00~17:00
定休日:火曜日 第二 第三水曜日
電話:0744-45-3675
住所:奈良県桜井市山田676-2

明日香村・飛鳥資料館のすぐ近く資料館を目指せば判りやすいかと思います。

公共交通機関でのアクセスは

近鉄「橿原神宮前駅」JR・近鉄「桜井駅」からバスが出ている様子ですが、本数が少ないようで、タクシーを利用するかマイカーでのアクセスが便利ではあります。

いずれにせよ、一日たっぷりと飛鳥を探索するつもりで出かけるのが良いなと何時も思いつつ、紅葉の季節になれば、山辺の柿の葉すしを思い出します。

ホームページはこちら
>>> https://www.kakinohasushi.net/


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