おぼらだれんの意味
「おぼらだれん」と言う言葉は、徳之島の方言で、「ありがとう」みたいな意味で使います。
ということで、徳之島、奄美群島の店ですね、という感じですが、出演するミュージシャンは、唄者は、どっちかと言うと沖縄系の唄者が多いかなと感じます。今でこそ奄美の唄者が全国区で活躍していますが、沖縄にはかないません。
そして、大阪近郊で、ほぼ毎日の様にライブを行っているのは、貴重な存在で、南の島の音楽をいつでも楽しむことが出来る店です。
まるで沖縄の民謡酒場に来てる様な雰囲気で島唄を楽しめるでしょう。
店内の様子
100人程も入る大きな店です。
ステージがどーんと。有名な唄者が演る時には、あっという間に満席になるんで、予約とかちゃんとして行った方が良いなと、先日某唄者のシマ唄を楽しみに行った際につくづく思いました。
大抵、最後は立ち上がって踊りまくりの騒ぎになるので、以前もどこかの沖縄・奄美の店の紹介で書きましたが、静かに黙々とシマ唄と料理を楽しみたい、という向きには辛いかもしれませんね。
南の島のシマ唄は大騒ぎが基本です。
以前、梅田界隈の某店では、何を勘違いしているのか、いきなり踊りを店のスタッフに強要させられたことがあって、気分を概してそのまま帰ってきたことがありましたが、おぼらだれんは決してそんなことはなく、ライブが盛り上がれば勝手に身体が踊るでしょう、的な、本当にシマ唄を楽しむいことが出来る店だと思います。
500円~3000円ぐらいの、ライブチャージが必要なアーティストも多いので、ライブスケジュールをチェックして出かけましょう!
>>> おぼらのライブスケジュール
食事メニュー
メニューは沖縄から徳之島・奄美まで何でもありメニューが並んでます。
沖縄料理の定番、ゴーヤチャンプルーから徳之島のポーク玉子おにぎりに、奄美の鶏飯まで。デザートのアイスは、沖縄と言えばブルーシール!
とは言え、どこの奄美群島を看板にしている店もそうですが、おぼらだれんと徳之島なのに、メニュー名もメニューも、沖縄のそれに偏ってる感は否めません、
店側もその方が判りやすいからと言うのはあるのは間違いないでしょう。そのうち、奄美の料理名も無くなってしまうんじゃないかと、奄美な人間としてはちょっと残念な気もします。
そして、毎日の様にライブはあるんで、正直、食事を楽しむと言うよりも、おぼらだれんはライブが主。各メニューの量もちょっと少なめかも。
ということで、私らは、食事は済ませて足を運ぶことが多くて、メニューのあれこれを網羅するには至ってませんが、南国料理を肴に島唄を楽しめるのは保証します。
ポーク玉子おにぎり
これは必ず注文したくなるメニュー。
コメ系が好きだということもありますが、ポークたまごおにぎりって、各店によってまったく違う容姿で出されてくるメニューなんです。
おぼらのポーク玉子おにぎりはご覧の通り。中に味噌も仕込まれてます。
ゴーヤチャンプルー
そして、ちょっと肴にバッチリなのはチャンプルーの類。
いつものごとく、「ゴーヤ」にするか「麸」にするか迷ってゴーヤ。
ゴーヤのピクルス
是非食べて欲しいなと思うのが、ゴーヤのピクルス。
「超絶苦い・酸っぱい」を堪能できる不思議な癖になる味なのです。
地図と営業時間
慣れて居ないと判りづらい都会の地下街ですが、地下鉄御堂筋線 難波駅北東改札を出て、25番出口の階段を登り、道頓堀を目指し、派手な道頓堀のネオンのゲートをくぐって右側、すぐです。
●TEL:06-6484-0800
●定休日:毎週月曜日
●営業時間:営業時間 17時~23時30分 金・土・日はラストオーダー 1:00まで
●ライブ:19時30分/21時00分 1日2回