オイル交換は必須
久しぶりの休日に、カブな友人たちと愛車のC70のオイル交換をしました。
オイル交換はバイクも車も、日々のメンテナンスとして必須作業です。
オイルは潤滑油としてエンジン内部をスムーズに動かし、エンジン内部をきれいに保つなど幾つかの役割があります。
オイルが汚れたり量が足らなくなって機能しなくなるとどうなるかと言うと、最終的にはエンジンが焼き付けを起こしてしまって駄目になってしまうのです。
常にバイクに乗っている人なら体感しているかと思いますが、新しいオイルを入れた際のバイクは調子が良いものです。
自分でやるメリット・デメリット
作業はボルトを緩めて古いオイルを抜いて新しいオイルを入れるだけの、超簡単作業。
今回は私のC70にC90、リトルカブにベンリー90、息子の原付きも加わって合計5台、一人たった300円ほどと、かなりリーズナブルに済みました。
自分でやるメリットはなんと言ってもリーズナブルだということでしょう。
必要な工具もメガネレンチが一本あればこと足ります。
ただ、自分で交換すると、一番に面倒なのは廃油の処理です。
幸い、私らが秘密基地と称して借りている古民家がある地域は、廃油処理のボックスを使えば、そのままゴミとして出せますが、不可の自治体もあるみたいなので、そうなると、廃油をどうすれば良いのかという問題が残ります。
作業スペースも問題だと思います。私などは前途の作業スペースがあるので問題ありませんが、マンションの駐車場などでは道具を持ち運んでオイル交換をする気には到底なりませんね。
ショップでやるメリット・デメリット
バイクショップでオイル交換をしてもらうと、だいたい2000円ぐらいの実費がかかるものの、廃油の処理などは当然やってくれます。
あちこちチェックしてもらえるし、雑談やら何かとスーパーカブな話があって、十分元は取れるなと何時も思う次第です。
それに、今回は、秋のシーズンに向けて、ミニバイクな友人たちが集まったので、シェアできましたが、スーパーカブは600CCしかオイルは入りません。
1リットルのものを購入しても400CC余ります。4リットルなど缶購入してしまったら、一人だったら消費するのに何年かかるか判りません。
こんな理由で、何人か集まるタイミングでもなければ、実は私自身はオイル交換はバイクショップで行う派なのです。
デメリットは費用がかかるということぐらいです。2000円が高いかどうかは、ショップでオイル交換をするメリット・デメリットをどう捉えるかですね。
オイル交換に必要なもの
オイル交換に必要なものは、当たり前ですがオイル。
ホームセンターなどに行くと、お値段様々、何種類ものオイルが売られているので、一体どれにすれば良いのか迷ってしまうかもしれませんが、普段乗りで定期的にしっかりと交換する方であれば、高級オイルを入れる必要は無いとの話を私は信じています。
ホンダの純正とか、画像にある4リットル千数百円リーズナブルなオイルを使ってます。
ただし、一点要注意なのが、スーパーカブは4サイクルなので、必ず4サイクルと書かれたものを購入しないと、間違って2サイクル用のオイルを入れたりすると壊れてしまいます。
道具として廃油ボックスにメガネレンチ。スーパーカブは17ミリのサイズです。スパナなどで作業すると、ネジ山を舐めてしまったりするので、ボックスレンチやメガネレンチが絶対におススメです。
作業場を汚さないための古新聞に、オイルを注ぐ際に重宝する漏斗(クリアファイルなどで代用も出来ますね)、作業用の軍手などはあったほうが、要らぬ怪我もせずに良いです。
廃油の処理
オイル交換時の廃油処理専用のゴミ箱がホームセンターなどで200~300円で売っているので、これを使うのが手っ取り早いです。
ただし、既に書いた通りに、自治体で廃油を可燃ごみとして処理できるかは重要ポイントです。
正直、この処理ボックスも大したものじゃなく、廃油を吸収させるキッチンペーパーみたいなものが入っているだけの商品で、自作することも簡単ですが、自分でやる際は、オイルを購入する際に一緒に購入して使ってます。
交換時期
以前、バイクショップで聞いた所、3000キロor半年で交換が望ましいとのこと。
流石に私などは3000キロ走るのは半年では無理なぐらいな普段の走行距離なんで、半年を目安に交換する様に心がけています。
交換方法
まずはエンジンを回してオイルを温めて、オイルを抜けやすくしてやると良いようです。
センタースタンドを立てて準備完了。古いエンジンオイルを抜くドレンボルトはエンジンの下の前側にあるボルトです。17ミリのメガネレンチで緩めて古いオイルを抜いてしまいます。
エンジンを回した後は、火傷などに気をつけましょう。
これで抜き終わったと思っても、前後左右に揺らしたり、何度かキックペダルを踏んだりすれば(キーはオフにして)、結構な量のオイルがまだ出てくるので、出来るだけしっかりと古いオイルは抜いてしまうことです。
古いオイルを抜いたら、右側にあるエンジン横のキャップを外して、適量の新しいオイルを入れるだけです。
スーパーカブのオイル注入口は、小さい上に斜めを向いていて入れづらく、私らはペットボトルに予め600CCの新しいオイルを入れて、小さい漏斗を使って入れる様にしています。
漏斗は100円ショップで売っているので、一つあったほうが作業場を汚さなくて済みます。
しっかりと適量のオイルが入ったかどうかは、レベルゲージの目盛りで必ず確認しましょう。
作業はあっけないぐらい簡単です。
まとめ
愛車のメンテナンスがてら、時々は自分でオイル交換をするのは悪くありません、ますます、愛着が湧くというものです。
友人たちと一緒なら、尚さらのこと、スーパーカブ談義に花が咲くというものです。
廃油の処理の問題、作業スペースなどが確保できるのであれば、普段はバイクショップにお願いするにしても、一度ぐらいは自分でオイル交換してみることはおススメします。