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スーパーカブ90のバッテリー交換
スーパーカブ90デラックスのキーをオンにしてもニュートラルランプが点灯しなくなり、方向指示器も反応しなくなりました、こうなると、もうバッテリー交換です。
私らが乗るスーパーカブは、スターターセルも無く、バッテリーが上がってもエンジン掛かるので、そんなにバッテリーに対して神経質にはならないものの、ヘッドライトが暗い、指示機が点かないと言うのはいけません、バッテリーは消耗品です。
充電したら復活するよ、という話も聞くものの、私の場合は互換バッテリーを使うので、リーズナブルだし、思い切って交換することにしています。
互換バッテリー自体は2000円ほどです。バイク屋に持ち込むと純正のバッテリーと工賃合わせて、下手すると1万円以上もかかることもあるみたいですから、自分で互換バッテリに交換するのが断然お得なのは言うまでもありません。
用意する適合バッテリー
リーズナブルにバッテリーが蘇るというのが自分で交換するメリットであることは言うまでもありませんが、その分、交換するバッテリーの品番などはしっかりと自分で調べておく必要があります。
自分のスーパーカブに適合したバッテリーを用意するのが一番難しいと思ってる方が多いのでは無いでしょうか。その辺がわからないから、バイク屋で持ち込んで、お願いしますとなってしまうわけです。
とは言え、知ってしまったら大した話じゃなく、一度やってしまえば次からは迷うことはありません。
純正バッテリーについて
ホンダの純正バッテリーは「YT4L-BS」で、これがほとんどのスーパーカブに対応しています。(110PRO以外は全部これで大丈夫だということです)
「A-C50 C100CMJ CMK CMP C50 A-C50 C70 HA02 HA05 HA06 BH-AA01 JBH-AA01 MD50 MD70 MD90」
自分のスーパーカブの形式を確認して見てください。純正品は5000円ぐらいで販売されている感じです。
スーパーカブの形式の確認方法
右側のキックペダルの横あたり、こちらを見れば一目瞭然。うちの90デラックスは、「HA-02」と書かれているのが判りますので、純正バッテリーを選ぶのであれば「YT4L-BS」で間違いありません。
シールが剥がれてしまって、という人は、左側の工具ケースの前方に、車体番号が刻印されているので、こちらでも確認することできます。
互換バッテリーについて
先に紹介した、メーカーが動作保証をしている純正バッテリーに対して、互換バッテリーというのは、保証なんか無いけど、安いからね、というものです。
カメラなどの精密機械とは違って、スーパーカブのバッテリーなんか、ヘッドライトとウインカーぐらいのもんですから、互換バッテリーで十分だと思ってます。
互換バッテリーと言っても、色々あって、1000円以下のものもあるみたいですが、有名バッテリー、YUASAが台湾で作ってるバッテリーを、私のところのカブ仲間が全員使っていて、これまで一度もトラブルなく、交換して2年ぐらいは使えているんじゃないでしょうか。
ネットで購入するのが断然リーズナブル。というか、ホームセンターやパーツ屋で互換バッテリーが販売されているのか知りません。
Amazonなどで注文したら、次の日にはもう到着するので、私などはバッテリーに限らず、最近は特に消耗品はネットで調達してしまいますね。
スーパーカブな専門店でバッテリー交換して貰えば、訪ねたら色んな話も聞けるし、後で書くバッテリーの処分など良いことも色々あるものの、自分でやるリーズナブルさにはかないません。
今回、購入したのは「YTX4L-BS」という品番のバッテリーです。「YT4L-BS 互換バッテリー」と検索すれば沢山出てきます。
「YT4L-BS」ではなく「YTX4L-BS」、「X」という文字が入っていますが、これはセル始動とか、初動に強いバッテリーそうで、強いにこしたことは無いのではと思うのですが、本当のところは判りません。
用意する工具
用意する工具はたったこれだけ。
10ミリのスパナとプラスドライバー、サイドカバーはマイナスドライバーで開きますが、10円硬化でも代用できます。
交換作業の手順
では、実際にバッテリーを交換の手順を紹介します。
バッテリーの準備
互換バッテリー「YTX4L-BS」を箱から取り出して、電解液を入れて使える状態にしてやる必要があります。
電解液を入れてから一時間ほど待たなければ行けないので、バッテリー交換をする前にこの準備を済ませて置きます。
購入するショップによっては、この作業をやって、追充電までして送ってくれるところもあるみたいで、面倒であればそういうのを利用するのも良いかもと思います。
サイドカバーを外す
まずは古いバッテリーを取り外します。
右側のサイドカバーをマイナスドライバーか10円玉で開けます。(左側は工具が入ってます)
バッテリーカバーを外す
10ミリスパナを使ってバッテリーカバーを外します。
バッテリーを外す
バッテリーを取り出すのに、まずは赤丸で囲ったパーツを外します。上にスライドさせるだけで簡単に外れます。
それから、用意してあるプラスドライバーを使って、バッテリーに繋がっている線をマイナス側から外すだけ。新しいバッテリーをセットする際にはプラス側から付けるのがルールです。
あとは、外した時の逆パターンで組み上げるだけ、念の為、スマホで画像撮っておくと、再セットする際に迷ったら役立ちますね。
バッテリーの廃棄処分の方法
さて、使わなくなった古いバッテリーの処分方法です。
バッテリーの電解液は希硫酸です、これが含まれているため、市町村の廃品回収では回収してもらうことが出来ません。かと言って放置すると邪魔になるし、不法投棄などもっての他。
ネットで「不要バッテリー処分」などと検索すれば、無料や配送料など幾らかの手数料を払って処分してもらうことが可能な業者が見つかると思います。
ところが、灯台下暗し、実は、ご近所のホームセンターやガソリンスタンド、カーショップなどでも、どうにかすると無料で処分してくれるところがあるので、実際に電話をかけて訪ねて見ると良いです。
実際に、私の周り(大阪)では、ホームセンター「コーナン」、ガソリンスタンド「エネオス」、カーショップ「オートバックス」で無料で回収してもらえると確認しました。
まとめ
緑のニュートラルランプがキレイに点灯するようになりました、これで完了。
電解液を入れて一時間ほど待つ必要がありますが、バッテリー交換自体は10分もかからないぐらい簡単なものです。
一時間の時間は、愛車を磨いてあげたりして過ごせば、ますます愛着が湧くというものです。
という話もですが、いつも懐具合が寂しい私なんかは、バッテリー交換ぐらいは絶対に自分でやらないと、もったいなくて・・・