スーパーカブ90 カスタムとデラックス
今日のブログ投稿は、紅一点、カブ仲間のR嬢のホワイトスーパーカブデラックスです。写真はスーパーカブの専門店でこのバイクを見かけた時の一枚。
一目惚れ、その場でこのホワイトカブは手付を払って購入手続きしていました。
兵庫県警の払い下げな特別色だそうで、ダブルシート、バレット型ウインカーなどが取り替えられてプチカスタム。エンジン腰上、クラッチなどオーバーホールしてもらって納車となりました。
ちょっとお値段は高くなりますが、専門店ならではの安心があるとはR嬢談。間違いなくそう思います。
ここは堺の上野芝にあるスーパーカブやベンリィと行った小型ホンダ専門の「モーターヘッド サイクルショップ」という店で、専門店は流石に情報量が凄い。
お客さんも好き者が多くて、何も聞いていないのに、あれこれ色んなカブ話をしてくれたり、なかなかのマニアックな空間です。
カブ90は、1960年代から2007年まで販売されたロングセラーモデル、この後はカブ110へと移っていく訳ですが、90カブが人気なのはいうまでもありません。
丸目ヘッドライトのデラックスと、角目のカスタム、日本で人気なのは丸目ヘッドライトのデラックスです。
見た目はさておき、キャブレターモデルの最終完成形として2007年以降、フューエルインジェクション化されるまでのモデルがスーパーカブな者には人気です。
バイクの売上が年々落ちていく中、インジェクション化するにあたって、ホンダは悩みに悩んだ事が伺えます。
いやいや、スーパーカブは完成したんだという話もありますが、2002年以降、2007年のフルモデルチェンジまで、モデルチェンジどころかカラーリングの変更もありませんでした。
「スーパーカブ史上最長の放置」とまで言われてましたから、苦労は想像できるでしょう。
スーパーカブ90でツーリング
高速道路が走れない、みたいな事はありますが、もっと排気量のあるバイクとツーリングへ出かけても、市街地を走るならば、特に付いていけないこともないのがカブ90です。
もちろん、法定速度のプラスマイナス範囲内の話ですが。
正直、私らは何百キロも走る様なバイクの乗り方は、今のところもう予定にはありませんので、本当に不便は感じずに、心底不便は感じません。
いわゆるええおっさんになりましたんで、スーパーカブの取り回しの良さ、のんびり感が逆にありがたく思ったりもするのです。
スーパーカブ90の中古情報
丸目ヘッドライトのデラックスと、角目のカスタム、これはカブ70と同じですね。
カブ70と同じく、既に生産は終了されており、新車の購入は不可。
デラックスの方は程度の良い車両にはなかなか巡り会えず、カスタムの方が玉数は多いという状況です。
セルスターターが付いた角目の90も捨てたもんじゃないと思うのですが、日本では丸目が人気だといいます。写真は松屋町筋のバイク屋で見かけた、カスタム90の97年式が11.000円。お手頃価格だと思います。
余談ですが、カブ王国のベトナムでは、丸目は古臭いといわれて、カブに限らず、ヘッドライトは各目じゃないと駄目なんだそう。お国によって色々とあるもんです。