大阪府民の森
府民の森は、大阪府が府政100年を記念して、金剛生駒紀泉国定公園の身近で豊かな自然に親しめるようにと森や施設を整備しました。
北から順に、
交野市のくろんど園地、ほしだ園地、
四條畷市のむろいけ園地、
東大阪市のくさか園地、ぬかた園地、なるかわ園地、
八尾市のみずのみ園地、
千早赤阪村のちはや園地、
最も南に位置する泉南市のほりご園地
合計9つの府民の森があり、それぞれが特徴を持った府民の森として沢山の人が訪れています。
今回向かったのは、大阪市内からも一時間もあればアクセス出来る、紅葉の始まったむろいけ園地へ向かいました。
緑の文化園むろいけ園地
大阪市内からは163号線を東へ向かい、清滝峠を目指します。
清滝峠を登りきったところで、道路標識に従って右折しすると程なく緑の文化園むろいけ園地へ到着です。
無料の駐車場があります。駐車場のすぐ脇にある、案内書へまず立ち寄り、園内の地図などを入手すると良いでしょう。
こんな感じで、園内には、そこかしこにこのような案内板があるし、週末は沢山のトレッキングを楽しむ方が居るので、迷うことは無いと思います。
ネイチャートレイル、ファミリートレイルと、コースが整備されており、歩きやすいです。とはいえ、画像のようなすれ違いが困難なトレイルもあり、木道などはかなり傷んでるので注意は必要かもしれません。
久しぶりに訪れましたが、園内のトレイルはかなり荒れてました。
これを整備するのは相当な時間とお金がかかるのは想像出来るので、要は整備するお金が無いのでしょう。
こういう施設は、最初は補助金などで一気に整備される訳ですが、数年後、10年後のランニング、メンテナンスが考えられて無い場合が多く、たいていが予算が無いという事になる訳です。
難しい問題が山積みだなと感じました。どう贔屓目にみても、自然の中に「注意注意」と張り紙がしてあるのは興ざめなのは間違いありません。
大阪市内から、たった一時間で、こんなにも気持ち良いトレールがあります。ことのほか私はむろいけ園地がお気に入りで、若い頃は麓から駆け上がる様に走って、ここ迄やってきてトレーニングしたり、かれこれ付き合いは二十数年にもなるなと、ふと思いました。
今日は久しぶりにトレイルをのんびり歩き、森林浴をたっぷりと楽しんだあと、小型バーナーを出して、食事を作ってお茶をして来ました。
大した装備も必要ないお気軽トレッキングを楽しめるむろいけ園地、トレイルの入り口にある、森の工作館は、あれこれと工作が出来る施設で、ファミリーにも人気で、週末は子どもたちの元気な声が森のなかに響きます。
子供から年配の方までが沢山来るというのは、府民の森という名にふさわしいでしょう、整備頑張ってください!
むろいけ園地の紅葉
むろいけ園地、実は紅葉がもの凄く綺麗なのです。画像はまだ青々としたモミジ。
森の工作館を抜けて最初の分岐を左に曲がった「ファミリートレイル」はモミジの大木が沢山あります。
トレイルが真っ赤に染まる、モミジの見頃はおそらく11月の下旬頃になると思います。
むろいけ園地へのアクセス
大阪府四條畷市逢阪 大字清滝及び大字南野地内