ダッチオーブンとは
ダッチオーブンとは、BBQ飯をワンランクアップさせる、なんとも便利な鉄鍋のこと。名前の通り、アウトドアでオーブン料理を楽しめるのはもちろん、煮る焼く蒸すとなんでも出来る万能調理具なのです。
手入れして、大事に使えば、それこそ一生モンとして子や孫の時代まで使えます。
アメリカはロッヂ社の物が日本ではレジェンドブランドとして人気です。写真の物は、私が30年近くも前に買った、ロッジ社の日本限定の10インチディープのダッチオーブン。
最近は「スノーピーク」や「ユニフレーム」といった日本のブランドも日本らしい手の込んだ作りの良いダッチオーブンをリリースしています。
反面、これだけキャンプにはダッチオーブンが当たり前になってくると、当然、ホームセンターでは安かろう悪かろうな粗悪なコピー品が沢山並ぶので、注意が必要です。
鋳物の物がオリジナルですが、鋳物のデメリットとして「錆」があります。もっとも、このサビも使い込むほどに油が馴染んで錆など寄せ付けない「ブラックポット」と好き者たちが呼ぶ鍋に育つのですが、最近はステンレスやアルミ製のダッチオーブンもあります。
ダッチオーブンの使い方
使い方は至って簡単です。食材を鍋の中に入れて、後は焚き火や炭にかけて出来上がるのを待つだけ。
火加減などが判らない、とかいう話を良く耳にするけれど、心配であれば途中蓋を開けて確認すると良いです。
一つ覚えて置くと良いのは、基本的にダッチオーブンは上火を強くして調理すると上手く仕上がるレシピが多いです。
写真は、鳥のもも肉にクレイジーソルトを振りかけただけの簡単メニュー。簡単ですが味は保証します。。
ダッチオーブンの手入れ
調理が終ったら、すぐにダッチオーブンの中の食材は取り出して、キッチンペーパーなどを使って綺麗に油汚れなどを拭き取ります。
ここで、洗剤などを使って洗うのではなく、汚れが酷い場合にはお湯を使って汚れを綺麗にします。100円ショップで売っている、中華鍋を洗う際に使うササラなどあればもの凄く重宝します。
汚れを落としたら、火にかけるなどして水分をしっかり飛ばします。水分が飛んだら、オリーブオイルなど(サラダ油は不可)を塗って保管します。
これは鋳物のダッチオーブンの手入れの方法ですが、アルミやステンレス製のものだと、錆は気にする必要ないので、洗剤使って洗ったりしますが、それでも乾燥だけはしっかりと行います。水分はカビが生えたりろくなことありませんので。