ダッチオーブンと牡蠣の相性が良い理由
以前も紹介したダッチオーブン。大量の牡蠣が手に入ったのでダッチオーブンを使って料理していただきました。
ダッチオーブンで蒸し焼きにした牡蠣は一味違います。機会があれば食べ比べをして貰えば異論はないと皆クチを揃えるのですが、網の上と違って、密閉されたダッチオーブンだと、水分が飛びすぎぱさつくこともなく、旨味までもが鍋の中に閉じ込められてふっくらと、濃厚な牡蠣の味を心いくまで楽しめるのです。
ダッチオーブンの優れた部分というのは正にこれ。
どんな食材でも、というのは大袈裟ですが、今回紹介する牡蠣はもちろん、貝類は美味しさアップ間違い無し。たとえば、アサリやハマグリの酒蒸しなどが絶品に仕上がります。
ダッチオーブンを持っていたら、ぜひとも試していただきたいおすすめレシピです。
以前紹介した、ダッチオーブン人気のレシピ10選もぜひご覧ください。
>>> ダッチオーブン人気のレシピ10選
牡蠣の下処理
殻付きの牡蠣を入手したら、まずは殻剥き、要は牡蠣の蓋を開ける作業が必要です。プレーンな牡蠣を食べるだけなら、くぼみを下にしてそのまま蒸し焼きにすれば良いですが、あれこれと味付けするのでこの作業は必須です。
牡蠣の蓋をあける、専用のナイフが極めて良い仕事をするので、入手するべきです。作業効率が違います。
文字で説明するのは難しいのですが、隙間からナイフを差し入れて、貝柱を切り離せば、綺麗に蓋が外せます。
蒸し焼き
まずはプレーンに、何もトッピングせずに蒸し焼きをどうぞ。
レモンを搾っていただきます。
オリーブオイルとにんにく
予めオリーブオイルにスライスしたにんにくと鷹の爪を入れて温めて置きます。
大さじ一杯程度をふりかけてダッチオーブンを火にかけるだけの人気レシピ。
バターとフレッシュバジル
バターを湯煎で柔らかくして、フレッシュバジルを練り込むだけ。バジルの香りがさっぱりです。
乾燥バジルを使っても、また一味違う逸品になります。
山椒味噌
山椒味噌をお酒でのばして、刻んだ三つ葉を入れて牡蠣の身に塗って出来上がり。味噌の香ばしさと山椒のぴりっとした味がピッタリ。
中華風
白髪ネギを乗せて蒸し焼きに。仕上げに、たっぷりと熱したごま油をかけてアツアツを頂きます。
ホワイトソース
市販のホワイトソースに玉ねぎのみじん切りなど好みの物を混ぜて、牡蠣にのせて、とろけるチーズをトッピング。
仕上がりに表面を炙って焦げ目をつけると香ばしさアップです。
牡蠣の燻製
今回は牡蠣を燻製にもしてみました。もちろん、美味しいのはいうまでもない人気メニュー。
ソミュール液に漬けこんだ牡蠣を燻すだけです。
こちらの記事もどうぞ。
>>> 燻製つくりをアウトドアで楽しむ
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牡蠣ご飯
仕上げは牡蠣のご飯。牡蠣の炊き込みご飯です。
予め出汁を作っておいてその出汁でご飯を炊くだけです。
昆布で出汁をとって、日本酒、塩、薄口醤油で味を整えて、最後に剥き牡蠣を好みの量を入れひと煮立ちさせます。
具材はお好みのもの、何でも良いです。今回は人参と薄揚げ、こんにゃくを使いました。
直ぐに牡蠣は取り出してキープ。
出汁を冷ましてから小一時間ほど、予め洗って水気を切ったおいたお米を付けてから炊き上げます。炊き上がったら、取り出しておいた牡蠣を混ぜ合わせて、少々蒸らして出来上がり。