ニジマスの燻製レシピ 温燻
今回紹介するのは、ニジマスの燻製です。画像は私が釣り上げた、なかなかのサイズのニジマス、自慢の一匹です。
燻製には温燻と冷燻という作り方がありますが、今回紹介するのは、温燻と呼ばれる作って直ぐに食べる事が出来る失敗の無いもので、簡単に出来ます。
ちなみに、冷燻は、場合によっては2~3週間ものあいだじっくりと低温で燻製する方法で、下ごしらえに時間がかかり、温度管理が命、気候によっては腐らせてしまったり、ちょっと素人向けではありません。
以前紹介した事のある燻製の記事
>>> 燻製つくりをアウトドアで楽しむ
また燻製をというのは、訳があって、近頃どっぷりと嵌っている、テンカラ釣りで釣り上げたニジマスやアマゴといったトラウトの調理方法、一通り色んな料理をいただいて、残すは「燻製」だなという事になりました。
テンカラ釣りの記事
>>> 芥川管理釣場 テンカラでニジマス釣り
>>> 尺代の管理釣場 アマゴ ニジマス釣り
ニジマスの燻製 材料とソミュール液の作り方
材料というよりも、臭いが凄いので燻製をする場所の確保が大変かもしれません。
ニジマスなど
ソミュール液
燻製器
燻製チップ(今回はサクラを使用)
ソミュール液というのは、香辛料たっぷりの塩水の様なものです。そのままでは淡白な素材をソミュール液に漬けて、予め下味を付けるためのもの、一リットルの水に対して
塩:150g
三温糖:大さじ1
ローリエ:5枚
胡椒:大さじ半分
これを煮立てたものを冷まして使います。
燻製の作り方
今回は、釣り場に包丁とまな板を持ち込んで、その場でぬめりを取り、内蔵とエラを取り除いて、家から前夜に作って持ってきた、ソミュール液に漬けて持ち帰りました。
ソミュール液には、半日~1日ほど漬け込みしたいので、釣り場で漬ける際には、濃度を調整して味を調整すると良いです。難しいですが、上記のソミュール液の材料の文量を参考に、燻製する場所が半日より近ければ濃い目にすると丁度良いかと思います。
持ち帰ったら、まずは流水でしっかりと洗い流して、キッチンペーパーで水分を拭き取り、風乾します。
2~3時間が理想だといいますが、私は我慢が出来ず30分~1時間ほどで良しとしています。
ここまで来たら、後は燻製器にぶら下げて燻製するだけ。1時間ほど煙にあてると綺麗な飴色になるでしょう。
更に風乾させると完璧。
我慢できずに直ぐ様食べてしまいますが、しばらく置いた物の方が味が馴染んで美味しいなといつも思います。
パスタやリゾット、サラダやバケットに載せたり、ニジマスの燻製は本当に美味しいので、機会があれば、是非試してください。