手前が私の愛車のスーパーカブ70デラックスです。
スーパーカブ70のスペックとか
2000年に38年間も続いたC70が排ガス規制に対応したニューモデルのラインナップから外れました。
想像するに、という話をバイク屋の親父に教えて貰ったのですが、50CCのいわゆる原チャリとそれ以上の小型バイクのメリット・デメリットはご存知だと思います。
スーパーカブ仲間に、原チャリのリトルカブ乗りがおりますが、リトルカブは速度制限が30キロ、二段階右折などの制限は、一緒に走るに無理があるし、条件が許せば50CC以上が良いというのに異論は無いはずです。
当時、70CCと90CCの2種類の排気量があった訳ですが、価格差は一万円もなかったそうです。となると、少しでもパワーのある90CCが残ったんだと、そんな話でした。
カブ通は70を選ぶ!
さらに、私が70に決めた理由に、バイク屋の親父の一言、
「カブ通は70を選ぶんですわ」
があります。
曰く、共通の車体に50CC、70CC、90CCの排気量の違いだけで、50CCのボアアップ版が70・90のカブな訳です。
排気量をあげれば、当然パワーアップはするものの振動が大きく疲れる。50CCは法規の問題もあったりするわけで、ちょっとパワーアップした70が、良い塩梅なんだと。
なるほど、と、70デラックスが愛車になり「カブ通」になりました。
スーパーカブには70カスタムというモデルもあります。
角目のヘッドライトが特徴の3速ロータリーです。セルスターターが標準装備で、働くスーパーカブなのが想像できますね。
スーパーカブ70 中古状況
既に販売中止となって20年近くもの時が経っています。70のスーパーカブに乗りたければ、中古車しかありません。
スーパーカブの凄いところです、70のカブは生産終了まで38年もの間販売されていた訳で、私の愛車もそうですが、20年経ったカブが普通に走っています。
気になるお値段がさらに凄い。
90年代の後半の最終モデルともなると、20万近くものお値段が付いている車体もあります。これって、90年後半の最終モデルの新車が17万ほどだったとおもうので、値下がりゼロです。
日本の中古市場で人気なのは、丸目ヘッドライトのデラックスの方で角目のカスタムの方が程度の良い車体が見つかるかもしれないとは、前途のバイク屋の親父の話。
セルスターターの70デラックス、実は私もちょっと気になっており、縁があればと思っている次第です。
ちなみに、お値段が凄いなと思ったのが、上記写真のスーパーカブ。松屋町のバイク通りで見かけた89年式の50、なんと83.000円ものお値段がついています、89年のバイクというと、27年も前のバイクです、びっくりの一言。
スーパーカブ70のシート
グリップとかキャリアとか細かいパーツを変更するプチカスタムも、もちろん楽しいですが、シートは見た目がもの凄く変わるという話。
働くバイクのスーパーカブも、シートを替えるだけで雰囲気変わってお洒落な雰囲気になると思うのです。
先日、古いバイクは出来るだけオリジナルで乗るのが王道だ、みたいなことを通りすがりのスーパーカブ乗りに言われましたが、
「大きなお世話だ、それぞれの楽しみでええじゃないか、バカモン!」と大声で言ってやりました。(心の中で)
シートの取り付けぐらいはネジ回すだけだったりするので、オークションやパーツ専門ショップの通販で購入しても失敗する事は無いんじゃないかと思いますが、自信が無ければ、スーパーカブを専門で取り扱ってるバイクショップへ行けば、シート代さえ払えば取り付けてくれます。
バイクショップは色々とメリットもあります。愛車の調子見てくれるし、いろんな話が聞けるので、情報収集の場として行きつけのバイク屋がある環境に住んでいたら、ラッキーですね。
ちなみに、気になるお値段は、正直ピンからキリまでですが、バイクショップでも1万円も出せば、好みのシートが見つかるかと思います。
長くなってきたので、愛車の話はまた後日。