551蓬莱
蓬莱のスタートは1945年(昭和20年)、蓬莱食堂としてカレーライスを販売したのが始まりだそう。大阪人は当たり前に知っているのですが、実は今でも戎橋筋商店街に「蓬莱本館」として営業しており、ここでは出来たての豚まんはもちろん、本格中華を食べる事が出来ます。
大阪人にとって、551といえば豚まんが定番中の定番。今ではコンビニなどで一年中豚まんは食べることが出来るわけですが、豚まんといえば551です。
子供の頃から慣れ親しんだ味の豚まんは本当に美味いです。ジューシーな具材はもちろん、モチモチの生地がこれまた最高。
各地で「これは美味い」という豚まんを幾つも食べて来ましたが、未だ蓬莱を超える豚まんには出会って事無い、というのが私の蓬莱への評価。私の周りの551の豚まんへの評価もそんな感じ、大阪人の評価だと断言しても良いでしょう。
そして、蓬莱のアイスキャンデーは、豚まんとはまた違った位置づけで、我々大阪人の心を捉えて離さない逸品だったりするのです。
蓬莱のアイスキャンディー
しろくまロゴの蓬莱アイスキャンデーの登場は豚まんに遅れること8年、1954年(昭和29年)。既に60年を超えるロングセラーとなっています。
南海沿線に住んで居たので、子供の頃の手土産といえば、551の豚まんにこのアイスキャンデーは定番で、両方を必ず手土産にと持ってくる親戚がいて、私の中で「もの凄く良い人」だったのは言うまでもありません。
そして、アイスキャンデーを食べつつ、土産に付いているドライアイス遊びも定番でした。
ちなみに、言われなければ気がつかないと思いますが、「キャンディー」では無く、「キャンデー」というのにも大阪なこだわりを感じます。
さて、蓬莱のアイスキャンデーです。
ミルクに小豆にチョコ、フルーツ、グリーンティにパイン。私のお気に入りはフルーツにパイン。
毎年夏場には、季節限定の味が登場したりもします。今年の夏(2016年)は「チーズ」と「ミルクティー」が登場、定番シリーズも美味いですが、ミルクティーはかなりのクオリティで楽しませてくれました。
蓬莱のアイスキャンディーの通販
私も人の親となり、自宅に持ち帰る土産の上位はアイスキャンデーやヒロタのシュークリームなどになりますが、時代ですね、各街の百貨店などでの店頭販売以外にも、今は楽天などのショッピングモールにて551の商品が購入出来る様になっています。
手土産文化の崩壊です。
などと嘆きつつも、私も何度か利用した事があります。お中元はじめ、ちょっとした贈り物に利用しやすいです。
ちなみに、私のオススメは、豚まんに密かな人気商品、シュウマイに餃子が入った詰め合わせ。551をしっかり楽しめます。
アイスキャンデーも詰め合わせを購入すると、冷凍庫が見事にしろくまが並びこれまた圧巻です。
蓬莱本館には、是非一度アクセスしてみてください。商品を見ているだけで、大阪人ならずとも楽しめる筈です。