堺東 島人の酒場
堺東にある沖縄料理居酒屋の島人の酒場です。
堺東の銀座通り商店街を抜けた場所、ちょっと判りづらいかもしれませんが、南海高野線 堺東駅から歩いて10分ほどです。私の知る限りでは堺東界隈の沖縄料理は、ここ「島人の酒場」だけではないかと思います。
半地下にある店への階段前にはオリオンビールの提灯にソーキそばのノボリ、赤瓦、それっぽい店造りはひと目で南の島の店だと判るでしょう。
島人の酒場のオーナーが石垣島出身の方だと聞きました。石垣島から取り寄せた食材を沢山使った南の島の料理が満喫出来るのでした。
店員さんの服装とか店の中も、もちろん沖縄な作りなのはいうまでもありません。
島人の酒場 メニュー
某日いただいたメニューの一部をご紹介します。
あおさのだし巻き卵、紫芋のコロッケ、島野菜の天婦羅。内地の人間が思いつく、沖縄料理は全て揃っています。そして、もちろん、オリオンビールがお供です。
私は奄美の縁者なので、南の島の料理のお供には、黒糖酒派だったりするため、それほど詳しくはないのですが、泡盛の種類もかなりのものです。内地では(いわゆる本州)、イベント時以外にはまず見ることが出来ない、石垣島のクラフトビールなどもあります。
島人の酒場 ライブ
そして、島人の酒場では、週末になるとライブが行われています。最近の沖縄料理居酒屋って、三線ライブを楽しめる店が増えた気がします。でも、それほど唄者が居ないとも聞きますね。
私が住む、大阪市内でも、あちこちで三線の生演奏が楽しめるのは、私の様な好き者にとっては嬉しい話ではあります。お気に入りの唄者の演奏を一杯やりながらというのが至福の時間なのは間違いありません。
この日の唄者は、私が絶賛応援中の奄美大島出身の唄者「里朋樹」でした。良い唄を唄う若者で、私の三線の師匠の一人です。20代の唄者の中では、彼の右に出る物はいないという逸材なのです。
別の日に訪れた際には、石垣島出身だという唄者さんのライブで盛り上がっていました。
ちなみに、唄者という言葉は、奄美大島のしま唄の世界では名人という意味で、私は三線の先生に、唄者の定義を教えて貰ったことがあります。
唄者というのは、島唄が上手に唄えるから唄者ではない、沢山の唄を知り歌詞を知り、その場にあったしま唄を唄い、その場で歌詞を作り他の島の唄をしり、唄い継げる者、そうでなくてはならないといいます。
機会があれば、是非、里朋樹のシマ唄に触れて下さい。
島人の酒場 への地図
堺市堺区中瓦町1-3-23 スイスビル B1F
堺東の駅からちょっと離れますが、堺戎神社の近所にある「あだん」というお店も、こじんまりしていいかんじですよー。
今度是非ご一緒しましょう。