柿野温泉
長野~岐阜と仕事を済ませ、思いがけず立ち寄ったのが柿野温泉です。
岐阜県は土岐市の南部、妻木川の上流だと案内には書かれています。土地勘がまったく無いので、ナビ任せで愛車を走らせました。
鹿ノ湯とも呼ばれ、戦国時代、武士の療養や岩村藩の大名湯治湯として陣屋まで設けられた名湯として知られたりもしましたが、それに迷惑した里人が湯口を閉めたこともあるそうです。
現在は近隣にある、三国山や中馬街道でのハイキング帰りの人が日帰り入浴でも気軽に立ち寄る静かな温泉街で人気だといいます。
温泉に入った後は肌がつるつるで、美白効果は昔から有名なんだそう。旅館は5軒ある様子です。
八勝園湯元館のジャングル風呂
界隈の温泉旅館を検索して、たまたまネットでヒットしたのが八勝園湯元館でした。当日断られる宿が多かったものの、快く受け入れてくれて感謝。
カーナビの案内で到着した八勝園は、なかなかの昭和な建築物。正直がっかり感が否めません。建物の写真を撮るのも止めた程です 笑
「ジャングル風呂」が名物だとの事、何をもってジャングルなのかという話ですが、荷物を解いてさっそく向かった大浴場を見て納得。
南の島の植物が生い茂り、湯船に浸かると目線と同じ位置に真っ赤なハイビスカスの花が咲いています。
聞けば、その昔は植物園だった所を大浴場にと改築したそう。
泉質は放射能泉で、柔らかな肌触りで長い間浸かってられます。この後も夕食後後に、朝風呂にとジャングル風呂を満喫させてもらいました。
八勝園湯元館の夕食
がっかり感と書きましたが、夕食は完全に裏切られました。
良い意味で裏切られたという意味で、季節の食材をふんだんに使った料理は、大食いの私でも食べきれない程のボリューム。(写真はクリックすると拡大します)
焼き加減バッチリの良く太った鮎。そうか、岐阜は鮎が捕れる良い川が多いんやね、という会話。
飛騨牛の陶板焼き。朴葉味噌が最高、、、なのですがそろそろ満腹なんですけど。
この後はご飯に吸い物、デザート続きます。完全にごめんなさいです。
朝ごはんもご覧の通りの旅館の正しい朝食という感じで、大変美味しくいただけました。お米がね、美味しいんですよ。米所なんでしょうか?
八勝園湯元館、何と言っても、飯が美味い、風呂が良い。今度は是非、仕事持ち込んで二泊ぐらいしてのんびりしたいなと、また機会があったら訪れたいと本気で思ってます。
八勝園湯元館へのアクセス
岐阜県土岐市鶴里町柿野1719-3