テンカラ釣りとは
テンカラ釣りというのは、日本の伝統的な釣りの釣法で、毛鉤を使って手返し良く、要は餌を付ける手間さえ省いて、渓流で岩魚(イワナ)や山女(ヤマメ)に天魚(アマゴ)といった、日本に古来からいる川魚を釣る釣法です。
毛鉤というと、海外でもフライフィッシングという釣りがありますが、それらよりも更に道具がシンプルで、最近では海外でも日本のテンカラ釣りを「tenkara」と呼び実践する人もいるそう。
フライフィッシングとテンカラ釣りの大きな違いは、リールの有無が一番大きな違いだと思います。リールが無いということは、面倒な糸の扱いもシンプルになって良いことづくめだと私などは思う訳です。
そもそもという話、日本の川と諸外国の川では、フィールドの大きさが違う訳です。コンパクトな日本の渓流にあった釣法として発達したのがテンカラ釣り。
海外のでっかいトラウトと違って、日本の対象魚はイワナやヤマメにアマゴといったこぶりな魚です。
そう考えると両釣りの違いはなんとなく判って来るんじゃないかと。
最近は、渓流だけじゃないフィールドでのテンカラ釣りを楽しむ人も増えているとか。
ちなみに、テンカラという語源は良く判らないそうです。
ちょっとした縁で、管理釣り場で行く事になって、それではテンカラでもやってみようかと友人と盛り上がり、とりあえず、一通りの道具を揃えて見ました。
テンカラ釣りの仕掛
釣りはまったくの素人じゃないです。ウチには何万もする竿やリールがごろごろありますし、そこには喜んでお金を使います。
とはいえ、知らないジャンルのものにポンポンとお金を使うほど裕福じゃありませんから、そこそこの道具でまずは楽しんでみる事から始めます。
330のテンカラ竿、「かめやオリジナル 碧テンカラ 330」という竿です。釣具の亀屋さんは、自分とこでフィールドテストして評判のいい竿出すんで試しに買ってみました
テンカラ用のラインは「YGKよつあみ テンカラ レベルライン3.5号」を。
ショックリーダーとして「Rapala(ラパラ) ラピノヴァ フロロカーボン ショックリーダー 0.8号 クリア RFL30M3 」。
そして、毛鉤。は先程のかめや釣具のオリジナルセット。
購入したのはこれだけ、全部で7889円です。
実釣中継はまた後日、釣り日記をアップします。
テンカラ釣りの季節
渓流釣りには、禁漁というルールがあります。
河川によって解禁日が違うので、一概には言えませんが渓流魚が活発に動き出すのは、雪解け間もない解禁直後よりも、GWが過ぎて魚が瀬の中で活発に餌を取る季節、水生昆虫が羽化始める頃がテンカラの季節の本番ということになります。
上記は一般的な話ですが、管理釣り場であれば一年中釣りは出来る訳ですし、逆に西日本の管理釣り場は、夏場はクローズで釣りにはなりませんので、気軽に足を運べる管理釣り場で、渓流の禁漁期間はテンカラの腕を磨いて、解禁になればいざ渓流へというのが私らのしばらくの作戦です。