Little Cub(リトルカブ)について
リトルカブの登場は1997年になります。写真はK君のリトルカブ。
文字通り、これまでのスタンダードな50ccカブがリトルにリニューアルしました。
これまでの前後17インチから14インチへとホイールの小径化、シート高を30ミリ下げて足つき性はもちろん、取り回しやすさがアップしたのがリトルカブです。
そして、取り回しだけじゃないのがその風貌。
これまでのスーパーカブのスタイルは、仕事バイクというイメージが強くあり、逆に私らはそれを昭和レトロチックで格好良いと思ってるし、実際それらに惹かれる者も多かった訳ですが、更に、リトルカブの登場でまた違ったカブユーザー獲得が出来たわけです。
限定色も多くて、あえてカブ50を手元に置くのであれば、私も間違いなくリトルカブを選ぶと思います。
ホンダの購入意欲を掻き立てる作戦なのは間違いないでしょう。
本田創立50周年記念やホンダ二輪1億台達成記念とか最近だとスーパーカブ誕生50周年記念というのもありましたね。
リトルカブでツーリング
以前もスーパーカブのコラムには書きましたが、原チャリ、50ccだけのツーリングなら問題ないかもしれませんが、原付きには大きなデメリットがあります。
30キロという制限速度、二段階右折という面倒。
これらがある為に、カブ70や90といった小型二輪組のスーパーカブとは足並みが揃わずに、ツーリングの距離が長くなればなるほど、上手く走れません。
もちろん、前途の通り、リトルカブだけのツーリングなら問題も少ないでしょうし、逆にリトルカブだけの集まりには参加してみたいなとも思うほどです。
リトルカブをカスタム
カスタムパーツも豊富で、ミラーやウィンカーといった簡単なものから、まずは始めると良いかと思います。それらのパーツを交換するだけで、雰囲気はもの凄く変わる物です。
さらには、ボアアップしたりマフラー交換、自分だけのリトルカブを作り上げるに十分なカスタムパーツも取り揃えられているのがリトルカブのカスタムの世界です。
先日、上記のリトルカブのKくんは、ネットオークションで見つけたとシートカウルを隠れ家の車庫に持ってきました。これから塗装に取り掛かるとか。
リトルカブの中古
リトルカブは現在も新車が購入できる車両なだけに、圧倒的に玉数も多いと思います。
お値段もピンからキリまで、ありますが、10万前後でそこそこの車両が見つかるのではないかと思います。
写真のリトルカブは125000円、とても綺麗な車両でした。隣にあるスーパカブと比べると、一回り小さくてスタイリッシュな姿がよく判りますね。