大阪天満宮
大阪人の我々にとっては、大阪天満宮といえば、天神さんと親しみを込めて呼び、特に天神祭があまりにも身近で、私などは天神祭イコール夏本番と子供の頃から刷り込まれており、夏男としてはこの時期が待ち遠しくてたまりません。
そして、もちろん天満宮ですから、藤原道真公をお祀りしている学問の神様だということも良く知っています。えべっさんも天満宮、七五三も天満宮、私はそれぞれ氏神さんやらあちこちの神社へ足を運びますが、兎に角、大阪天満宮だという友人は一人や二人じゃありません。
という事で、一応受験生が居る我が家、今年最初の天満宮は合格祈願へとやってきました。
天満宮に付くと、平日なのに、明らかに受験生な方々で賑わっています。(神頼みは親に任せて勉強すりゃ良いのにと思うのは罰当たり??)
流石にシーズン、絵馬の数が半端なくすごいです。
双喜のすべらないうどん
お参りを済ませたら、本殿の北東側の亀の池に向かいます。本来の名前は星合池といいますが、亀が沢山いるので、亀の池。この日も既に冬眠から目覚めた亀が日向ぼっこをしていました。
そして、お目当ては、うどん双喜のすべらないうどんです。
このすべらんうどん、受験生が居ない頃から好きでよく立ち寄るうどん屋で、まさしく「すべらない」ように出来ています。
その秘密はうどんの真ん中に切れ目が入っていて、そこに箸が引っかかるので滑らないというワケです。
すべらないうどん = 受験もすべらない ということで、縁起の良いうどんなのです。聞く所によれば、お笑い芸人も すべらない 為にげん担ぎでよく訪れるとか。
饂飩は350円とリーズナブルです。
大阪天満宮の梅
たまたまですが、息子の合格祈願の為に訪れたこの日は、てんま天神梅まつり が開催されていました。
毎年この時期、1ヶ月ほどに渡って行われる梅まつり、境内には100本ほどの梅が植えられており、大盆梅展(有料)など、この時期の天満宮は良い香りに包まれます。
先の、亀の池の周りも梅の木が沢山あり、饂飩を食べながら梅を愛でるという楽しみ方が出来るので、特にこの時期はおすすめです。
大阪天満宮へのアクセス
◆地下鉄谷町線 地下鉄堺筋線 南森町下車
◆JR東西線 大阪天満宮駅下車
車でのお参りは、周りのコインパーキングを利用することになりますが、オフィス街の中、それほど沢山の台数分がある訳でもなく、お参りの後の天神橋筋商店街を楽しむことを考えれば、公共交通機関を利用するのがおすすめです。