マイ箸を楽しむ

マイ箸とは

マイ箸を楽しむ

そう言えば、最近面倒であまり持ち歩いて無いなと、その余裕の無さを反省しました、「マイ箸」です。

読んで字の如く、自分の箸を持ち歩いて、使い捨ての割り箸などをは使わない様にしよう、とい動きです。

マイ箸の話をはじめると、必ず環境への配慮などという話が付いて回るのですが、私の場合、輸入される安っぽい割り箸を使うのが嫌だったり、環境に配慮して云々よりも、「日本の箸」という道具が好きだったりするのです。

冒頭で反省したと書きましたが、マイ箸を持ち歩くことって、荷物が増えるだけではなく、カバンから取り出して洗ったり手間もひとつ増える訳です。

準備する余裕、持ち歩く余裕、楽しむ余裕、私のマイ箸は余裕が必要なのです。

こんな具合なので、私はエコや環境問題とは別の部分で箸を楽しんでいるので、エコについて尋ねっれてもエコはええよね、環境問題は大事やね、としか答えらないのでした。

マイ箸の問題点

我々日本人は平均200膳もの割り箸を一年間に使用するそうです。その殆どが海外から輸入された物。

途上国の森林をただ同然で買い叩き加工して輸入したものを使うのはけしからん、海外の製品は防カビ剤や漂白剤が使われているらしい、、、

なので、使い捨てでは無い自分の箸を持ち歩こうか、というのがマイ箸です。

ところが、マイ箸愛用者を攻撃する方々がいらっしゃいます。

・マイ箸を洗うのに洗剤を使う
・割り箸は使わなくても生産される
・プラスチック原料のマイ箸を作るのが環境汚染

みたいな言葉が並んでます。

なるほどと思ってしまう部分が無いわけではありませんが、私の場合はやはり、楽しんでマイ箸を持つことで、「割り箸を使わない」ということに繋がるんじゃないかと思うのです。

沢山の人が割り箸を使わなくなれば、200膳の使用量が100膳になれば、そんな所から環境問題に関われば良いのにと思うのです。

マイ箸のメリット

世界の約3割が箸を使う民族で、4割が手、3割がナイフ・フォークだそう。

箸を使うというのは食文化と密接に繋がっています。日本が誇る日本食という食文化=箸だという事です。

マイ箸を使うメリットは色々あって、例えば、綺麗に盛り付けられた刺し身の盛り合わせを食べるのに、チープな割り箸とお気に入りの箸、どっちが美味しく食べれますか?

というのが私のマイ箸を使う最大のメリットです。もちろん、ひと目で判る素晴らしい割り箸と出会うこともあります。割り箸も江戸時代からある、箸文化の一つです。

確かに、使い捨ての輸入割り箸を使わずに森林問題に加担しないとか、漂白剤を始めとする化学薬品へのリスクなどはマイ箸を使う事で軽減できると思います。

何度も書きますが、マイ箸を使う余裕のある暮らしに私は憧れるのでした。

最近は飲食店でもプラスチック製の使いまわす事が出来る箸が置いてある店が増えましたし、小さな飲食店ではマイ箸をキープ出来る店なんかもあったりして、頬が緩みます。

エコ箸

マイ箸を楽しむ

黒い物は、伐採竹を粉末化した竹繊維ととうもろこしから作られたPLA(生分解性樹脂)を
混ぜ合わせ 低環境負荷型樹脂を製造して箸として仕上げたそう。10年かければ 土にかえるという素材。

もう一方はスポーツメーカーミズノが取り組んでいる物で、バットを作る際に出た端材を加工して箸にしたもの。箸袋を止めるバットのチャームとか、野球好きには堪らない一膳。

探してみたら、こういった「環境に優しい取り組み」みたいな商品は沢山あります、嫌いじゃないですね。


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