めだかについて
日本人にはお馴染みのメダカです。メダカは江戸の時代から飼われていたそうで、現在、メダカ飼育はちょっとしたブームにもなっていると聞きます。
そもそも、全国各地の池や小川や田んぼでその姿を見る事が出来ましたが、もはや天然の野生メダカは絶滅危惧種にも指定される程貴重な存在になったと聞くと、複雑な気持ちになりますね。
メダカに限らずという話ですが、生き物のある生活は良いもんです。私の所でも春にご覧のメダカ鉢を購入して、庭先でメダカを泳がせる様になりました。
生き物を飼うという事は、それなりの手間暇が必要なのは間違いありませんが、水換えをして餌を与え、泳ぐ姿を眺めるのは、かけがえの無い時間となりました。
とはいうものの、メダカは例えば熱帯魚などに比べると、まったく手のかからない魚です。高温や水の汚れにも強く、繁殖力も強く、なぜメダカがこんなにも人気があるのかは、一度側に置いてみると判ると思います。
メダカの種類
私の飼育するメダカは、クロメダカ。ニホンメダカとも呼ばれる日本では昔から自然下に泳ぐメダカです。
私はこだわりがあって、日本のメダカ、クロメダカを飼育しますが、緋メダカに白メダカ、青メダカ、その他、今では熱帯魚の様な赤や青のカラフルなメダカがペットショップでは販売されています。
どのメダカが良い悪いではなく、好みの問題ですから、お気に入りのメダカを購入してくれば良いでしょう。
メダカを飼う準備
メダカを購入する際、メダカ鉢とメダカを一緒に購入するのでは無く、まずはメダカ鉢を購入してきて「水作り」を行うと良いです。
ご存知の方も多いかと思いますが、水道水には塩素が含まれており、これが魚にとっては宜しくありません。
熱帯魚などに比べると、それほどデリケートな水が必要なわけではありませんが、予めメダカ鉢に水を入れ、しっかりとカルキを抜き、ブクブクを使ってエアレーションなどして置くと完璧です。
水換えは定期的に、週に一度程度、四分の一ぐらいの水をバケツに汲み置きした水で行っています。(春夏の話、冬場はほとんど行いません)
餌は市販の物で充分、メダカは水流が得意ではないので、私はエアレーションも行わない放置飼育派です。
メダカの繁殖 増やし方
メダカはちゃんと飼育していると、水温が20℃位になると勝手に産卵を始めます。
よく眺めていると、卵をぶら下げて泳ぐ姿が確認できるので、水草を浮かべて置けば勝手に卵を産み付けてくれます。
ただ、そのままにしておくと、親メダカが食べてしまうので、隔離するのがコツです。私は定期的に親が泳ぐメダカ鉢の水草をバケツに入れる様にしています。
餌はメダカの稚魚専用の物が販売されているので、それらを与えて、1センチ位になるまでじっくりと育ててからメダカ鉢に同居させます。
季節によりますが、1週間から10日で孵化して、同居させるまで大きくなるまでには一ヶ月程かかりました。
残念ながら、写真では確認出来ませんが、ちびメダカは本当に可愛いので、是非増やしてください。
コツは産卵時期にオスとメスを一緒に飼うだけです、簡単です。